第40話「初雪の夜」
ある時、マーサの不注意から、ラスカルがどこかへ行方不明になってしまう。しかも、ラスカルを目の敵にしているサーマンさんが銃を持ち出してきたから大変だ。スターリングは姉と一緒に懸命にラスカルを探す。
第41話「めずらしい患者」
ラスカルの具合が今日はおかしかった。元気がなくなり、大好きな角砂糖も食べなくなってしまっていた。スターリングは、医師のゲイン先生に診てもらおうと思い立った。スターリングの必死の頼みに心動かされ、なんとか診てくれる事になった。
第42話「もうすぐクリスマス」
クリスマスに父に手袋をプレゼントしたかったのだが、スターリングは、プレゼントを買うお金が無かった。そんな時、姉のジェシカが10ドル送ってくれた。早速手袋を買いに行ったが、運悪く、ほんの少し前に売れてしまったという。
第43話「すばらしい贈り物」
今日はクリスマス。ジェシカ姉さんも帰ってきた。ところが手袋を頼んでいたギルビーの家では、娘が病気になってしまっていたのである。医者を呼ぶにも、雪のために自動車も走れない。そこで、ドニイブルックにそりを付けて走らせる事になった。
第44話「氷の上の戦い」
ラスカルをつれてスケートに出かけるスターリングの前にスラミーたちが立ちはだかる。そんな彼に加勢してくれたのは、オスカーと彼の父だった。オスカーはそり遊びに誘ってくれたが、スターリングはアリスとスケートをする約束があったので断った。
第45話「お母さんの平手うち」
その日、ブレールスフォードを激しい吹雪が襲った。夜になり、雪の中で意識が遠のこうとしていたウィラードの前に現れたのは、亡き妻の姿だった。そして、父の帰りを待つうちに居間で眠ってしまったスターリングも、父を励ます母の夢を見た。
第46話「お父さんのさびしい顔」
九死に一生を得た父は家で療養中だ。ある日、スターリングは、失意の父を見てしまう。再建に奔走していた事業が、もはや取り返しのつかない事になっていたのだった。スターリングは不安を抱えたまま、再び叔父の農場に行く事になったのである。
第47話「立ち上がった仔牛」
再び始まったスターリングの農場生活。ある真夜中の事、スターリングは眠っていたところを突然起こされる。仔牛が生まれたのだ。スターリングは、生まれたばかりの赤ちゃんが必死で立ち上がるのを目の当たりにして感動を覚える。
第48話「じゃじゃ馬ならし」
残念な事に、永年住み慣れた家を、手放さなくてはならなくなった。そして一時、スターリングは家に呼び戻される事になった。農場を去る日、スターリングにはある決意があった。それは、暴れ馬で手のつけられなかったテディを乗りこなす事だった。
第49話「雪の家」
スターリングの将来の選択肢はふたつ。それは、父と一緒に農場で働くか、父や姉の勧める中学へ進学するかであった。スターリングは迷った末、中学に通う事に決めた。アリス、オスカーと共に、離れていてもずっと友達だと3人は誓った。
第50話「カヌーの進水式」
この地での残り少ない日々の中、スターリングはカヌーの完成を急いでいた。そして、ついに完成したカヌーをサンダース川で試運転するスターリング、アリス、オスカーたち。スターリングは完成したカヌーを半月後、オスカーに譲る事を約束する。
第51話「残された一週間」
スターリングの旅立ちの時。それは、ラスカルとの別れの日が近付いている事をも意味している。春になり、ラスカルの所に雌のあらいぐまが現れるようになった。スターリングは一人、残された日々をラスカルと共に、思い出の場所を巡る事にする。
第52話「別れと出発の時」
遂にやってきたラスカルとの別れの日。スターリングはラスカルを連れ、カヌーで静かに川へ漕ぎ出した。夜の帳が降りるころ、岸辺から雌のあらいぐまの声が聞こえてくる。その声に誘われる様に、ラスカルはスターリングのもとを離れていった。





